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FLASH tips update swf から CreateJS-Haxe用 extern クラスを生成するアプリ公開

swf から CreateJS-Haxe用 extern クラスを生成するアプリケーションを公開しました。

 github
 https://github.com/siratama/Swf-To-CreateJS-Haxe-Converter

 ファイル一式ダウンロードページ
 https://github.com/siratama/Swf-To-CreateJS-Haxe-Converter/tags

以下ドキュメントから概要を引用します。

Swf-To-CreateJS-Haxe-Converter

Swf-To-CreateJS-Haxe-Converter は、swf から CreateJS-Haxe 用 extern クラスを生成するアプリケーションです。

Haxe と当アプリケーションの機能を用いる事で、Flash CS のライブラリ内で設定したファイル構造をそのまま Haxe クラス群に出力できます。これらクラス群は、Haxe での Flash コンテンツや html5 コンテンツ開発に有用できます。

制作の流れと当アプリケーションの役割箇所

Flash CS と Haxe を利用することで、Flash コンテンツ, html5 canvas コンテンツ, Desktop アプリケーション, Android アプリ, iOS アプリ といった様々なプラットフォーム向けのコンテンツ並行制作が可能となります。制作の流れは以下の図のようになります。

図内 左半分が全体の制作の流れ、右半分側が当アプリケーション(SwfToCreateJSHaxeConverter)役割箇所を抽出したものとなります。別途制作しているライブラリ TFCLib に関しましては後述します。

まず、Photoshop や Illustrator を用いて画像素材を作成し、また、サウンド編集ソフトで音声ファイルを作成後、Flash CS に取り込みます。

Flash CS では、各素材を利用してアニメーションを作成したり、各素材データをスクリプトから操作できるよう 素材に命名(リンケージ設定)を行います。編集作業完了後、Flash コンテンツを制作する場合は swf をパブリッシュ、html5 コンテンツを制作する場合は Toolkit for CreateJS でのパブリッシュを行います。

パブリッシュされた swf からは、Haxe の生成機能を利用して、Flash 内構造そのままの hx クラス群(図内 Flash-Haxe)の出力を行います。そして当アプリケーションを利用することで Flash-Haxe から CreateJS-Haxe 用 hx クラス群に変換を行います。

出力された Flash & html5 用のデータは共通の構造を持つため、クロスプラットフォーム用言語 Haxe にて処理することにより、より少ない手間で Flash コンテンツや html5 canvas コンテンツの同時制作が可能となります。

更に、Flash コンテンツ用 swf に多少の処理を付け加えることで、そのまま Adobe AIR に変換する事もできます。(Adobe AIR 専用の機能を利用する場合は図内「Flash(swf)」の他 Adobe AIR 用の swf 出力が必要となります。)

TFCLib は Toolkit for CreateJS のパブリッシュデータをスクリプト(javascript or Haxe)から利用しやすくするためのもので、別途制作しているライブラリです。当アプリケーションで出力される 図内 CreateJS-Haxe クラス群は無くても利用できますが、利用すると更に効率よく開発を進めることが可能となります。

 TFCLib その他ライブラリを配置しているディレクトリ
 https://github.com/siratama/haxelib

--- 引用ここまで ---

補足

図の説明は少々端折っている箇所がいくつかあります。例えば、Haxe から出力した swf のデバッグ方法であったり、iOS 向けアプリを制作するのであれば Haxe からは swf ではなく AS3 を出力したほうがよいのかもしれない、等など。
ともあれ、fla ファイル一つとプログラミング言語 Haxe があれば、様々なプラットフォーム向けのコンテンツ制作が行える、という事が何となくわかっていただけるのではないかと思います。

前回 前々回の記事もよろしければご参考ください。以下の点について書かれています。

・当アプリケーションを制作する事になった経緯
・アプリケーション仕様
・当アプリケーションを利用しマルチプラットフォーム向けの実装を行なって気付いた点

 http://www.dango-itimi.com/blog/archives/2013/001168.html
 http://www.dango-itimi.com/blog/archives/2013/001169.html

[ FLASH ] [ tips ] [ update ] 投稿者 siratama : 2013年03月16日 12:55

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